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衝撃!腰痛の原因はほぼ不明
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ありがとうございます
本日のテーマは
「腰痛の原因は何?」です
皆さんは腰痛になったことがありますか?
お仕事をされていて腰痛になる方も多く、
職場で痛める部位
第1位が・・腰なんです!!
この記事を読まれている大半の方がうなずいているのではないでしょうか?
実は、国民総人口の約10%、1,000万人以上が腰痛を経験します1)
腰が痛い場合は、病院へ受診される方もいらっしゃると思います。
病院では腰のレントゲンを撮りますが、
診察時に医師は「異常ないですね~」と・・・
何もしないわけにもいかないので、
湿布や薬、腰痛体操といった対症療法をして様子をみましょう!と
これに留まり、腰痛がスッキリしない方も多いのではないでしょうか
画像所見(レントゲン、CT、MRI)では分からないことでも
私たちが手で触れて診る筋膜や関節の異常から
腰痛の原因が特定できることが多くあります
その理由をこれから解説します
腰痛は2つに分類されます
① 特異的腰痛・・15%
腰痛の部位がレントゲンなどの画像所見と一致する場合はこちらに分類されます
腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎分離症、脊椎すべり症など
の診断名で痛い理由がわかります
これらの腰痛でお困りの場合は、外科的な治療が必要な場合もあります
② 非特異的腰痛・・85%
レントゲンなどの画像所見は異常がない
または、痛みの部位が画像所見と一致しないのに
腰が痛い場合は、非特異的腰痛に分類されます
筋筋膜性腰痛、ぎっくり腰など
の診断名があります
このように、画像所見のみで痛みの原因が分かることはほとんどない
って驚きませんか
だから、腰が痛くても病院に行かない人もいらっしゃるのかなと・・
レントゲンは筋肉が写らないので、痛い場所が分かるはずがないですよね
レントゲンは止まって撮るので、関節の動きの問題は分かりませんよね
だから、その他の検査を行う必要があります
最後にこの分類の注意点をお話しします。
それは、特異性腰痛と非特異性腰痛の両方で腰痛があるかもしれない
ということです
どちらか一方に分類されると分かりやすいですが、
たとえば、脊柱管狭窄症(特異性腰痛)に筋筋膜性腰痛(非特異性腰痛)を併発する
こともありますので、ご注意くださいね
どうすると痛いのか、というように
腰痛のタイプを知ることが重要です
これによって治療方法や、体にいい運動が違ってきます
次回は、「腰痛のタイプ」についてお伝えします
1)厚生労働省 2019年国民生活基礎調査、URL、2022年6月1日閲覧